ポッドキャストはBuzzになるか?

http://www.ceonews.jp/で知ったgooオープンカンファレンスに参加。テーマは『Buzzマーケティング』。

gooといえば、検索ワードをプリントしたTシャツをきた若者に街を歩かせたり、「教えて!goo」の質問を広告に使ったりと、話題になるプロモーションの記憶がある。確かにBuzzだ。

で、密かに「Buzzマーケティングのツールとしてポッドキャストは使えるのか?」という視点で参加した。
冒頭の『Buzzマーケティング』ポイントフラッシュ(上原さんご担当)で、Buzzを起こす5つのポイントが挙げられた。

そのうちの「参加型」という点がポッドキャストの「壁」になりそうだ。
Skypeを使って多くのひとが一度に会話することは可能になりつつある。だが、Skypeを使いこなして集団で会話するひと、さらにその録音を聞きこなせるひとは、多くないだろう。ポッドキャストがBlogのようにインターネットユーザー全体に普及しない限り、このハードルは低くない。

一方で別のポイントである「ストーリー」という点で、ポッドキャストは威力を発揮する。
情緒や感情を伝える「声」の情報量は、WebSiteでよく使われるテキストや図を上回るからだ。

セミナーの後半、実例報告で紹介された洋菓子フェスタ in Kobe ブログを来年実施するとしたら?という課題でディスカッション。
参加型、地域性、時期などをいかしたさまざまなアイデアが挙げられる一方で、「エッジ」のたったものというより今年度の案を洗練する方向に議論が収束したのは惜しかった。参加者としてもっとかき回すべきだったと反省。

それでも、gooがリアルでカンファレンスを開き、参加者のわたしがBlogに書いているあたり、Buzzマーケティングは成功している。